奏斗 「百合愛、合ってる場合は首を縦に
違う場合は首を降らなくていい答えてね…」

千鶴さんはメモ帳を取り出した

奏斗 「今とても怠い」
私は縦に首を振った
奏斗 「喉が痛い」
何もしないで次の質問を待った
奏斗 「頭が痛い」
何もしないで次の質問を待った
奏斗 「目眩がする」
縦に首を振った
奏斗 「気持ち悪い」
縦に首を振った
奏斗 「吐きそう」
もうそろそろ限界だった私は
縦に首を振った

そうすると受け皿を用意してくれた
出せるだけ出した

百合愛「ウッ…オェッ
ゴホッゴホッウエッ…
ハアハア…ゴホッゴホッオェェ」

奏斗にぃは背中を吐き終わるまで
さすってくれた

千鶴さんも見守ってくれた…

まだ気持ち悪いけど…
もう少しならいいよね?

いつもなら奏斗にぃが止めるが
最後まで全部出せた

百合愛「オェッ…コホコホッゴホッウエッ」

奏斗 「百合愛大丈夫か?
ぜんぶ吐いていいから」

吐き終わったらすごくスッキリした

まだ目眩がのこってるけど…