―花目線―

凛「おう!優助と工藤くん!一緒にお弁当食べよ!

優助「おう!」
大志「花、なんか、目、赤くね?」
花「そ、そうかな。」
大志「なんか、あったか?」
凛「乙女にそんな野暮な事、聞いちゃダメだよ!工
藤くん!そんな事よりさあ―」

凛ちゃん、話、逸らしてくれた。

大志「優助と沖矢さんは、付き合ってんだよな〜?

花「えっ!」
優助「うん、そうだけど。」
凛「あれ?花に言ってなかったっけ?」
花「うん。そうなんだ。」

佐藤くんの事はまだあまり知らないけど、凛ちゃんが選ぶってことは、すごくいい人なんだろうな。

大志「2人はいつ、幼馴染から、恋人に変わったんだ
?」
凛「中2のときだよ。」
大志「どっちから告ったんだ?」
凛「優助。」
優助「あんま大っきい声で言うなよ!恥ずかしいだ
ろ!」
大志「どんな風に告ったんだよ!?」
優助「まあ、凛の誕生日に…。」
凛「はあ?誕生日?2日間違えて告ってきたのに、話
を美化してんじゃねえよ!」
優助「おまっ!そんなの今はいいだろ!」
花「ふふっ。」
凛「花が笑った!」
花「えっ!?」
凛「花、笑うと更に可愛い!」
花「えっと…。」
凛「あっ、でも、困ってる花も可愛いかな〜。」
花「え…。」
優助「あんまり、からかってやんなよ!」