薬飲もう。
薬どこに置いてあるのよ。
もうっお母さん…薬っ。
冷蔵庫になんか貼ってある。

【リビングの引き出しの三段目に薬入ってるよ。 母】

もしや…  エスパー…?

はぁ…
苦いから薬嫌なんだよなぁ…

「げっほ、ごっほ、げほっげほっ」
はぁ…もう一回…

あぁ… やっと飲めた。
一苦労。

悠介くるまで寝てようかな。

あったかいベッドに入って寝てしまおう。
おやすみ。


ん、んん?
「ゆ~すけぇ?」
「何、間抜けな声だしてんだよ」
そうやって言ってくれる君が好き。

だけどね、やっぱり明日…


さよならするよ。

だからね今日が悠介の彼女としてもらえる悠介の最後の優しさ。

だからね今日くらい甘えさせてね。