99%片思い

後ちょっと。
でもね、そのちょっとが分からなくて。
「ねぇ、これってどうすんの?」
「え?これは…」
いつでもわかりやすい。
説明が上手なんだよね。

いつも馬鹿だなと言いながらも教えてくれる。

「出来た!ありがとう悠介」
「いーえ」
じゃあ優しい悠介にはキャラメル味のクッキーをあげよう。
キャラメル大好きな悠介はすぐに封開けてもぐもぐ。
「キャラメルさいこー」
だって。
可愛い。

あたしの部屋のベッドの上に箱があるんだよね。

帰ったら窓開けて箱のやつあげるね。
そんなことを思いながら悠介のベッドに座る。

相変わらずふかふか。

壁にあるハンガーにキャラメル色のカーディガンをかけてた。

「悠介、明日キャラメルカーデきるの?」
「まあそのつもり、お前とお揃いのやつが暖かいからな」
「ふーん」
言葉は興味なさげに言った。

けど心臓は素直で。

ドキドキうるさい。

うれしいんだ。