「あ、野口先生どうしたんですか?野口先生はいま美術準備室に入ろうとしてるんですね。えーと私は森沢先生にお礼を言いにきたんですよ、野口先生」
名前を連呼された野口先生はきょとんとしている。
「どうした?おまえ、やっぱり今日は帰るか?」
「大丈夫ですよ、野口先生」
私は扉を塞ぐように立って、野口先生を入らせまいとした。
早く、気がついて、青くん。
この時、2人がキスしたら嫌だとかよりも、教育実習中の彼が、女の子と、いちゃついているのを野口先生に見つかっては大変だと思って必死だった。
名前を連呼された野口先生はきょとんとしている。
「どうした?おまえ、やっぱり今日は帰るか?」
「大丈夫ですよ、野口先生」
私は扉を塞ぐように立って、野口先生を入らせまいとした。
早く、気がついて、青くん。
この時、2人がキスしたら嫌だとかよりも、教育実習中の彼が、女の子と、いちゃついているのを野口先生に見つかっては大変だと思って必死だった。



