美里に先に教室に戻っててと伝えて、私は新校舎1階にある職員室前に来ていた。
自分でたしかめなきゃ。
美里の勘違いかもしれないという思いに一縷(いちる)の望みをかけていた。
どうか、私の青くんが、ここにいませんように。
ガラッ
ドアを開けると、担任の野口先生がおうっと私を見て手をあげる。
人の良さそうな痩せた顔は、クシャッと笑うと目尻がシワだらけになる。
「大丈夫かー?山吹(やまぶき)、貧血だってな。おまえ夜更かしばっかしてるんじゃないか」
「はあ、すみません」
「どうする?もう今日は早退するか?」
自分でたしかめなきゃ。
美里の勘違いかもしれないという思いに一縷(いちる)の望みをかけていた。
どうか、私の青くんが、ここにいませんように。
ガラッ
ドアを開けると、担任の野口先生がおうっと私を見て手をあげる。
人の良さそうな痩せた顔は、クシャッと笑うと目尻がシワだらけになる。
「大丈夫かー?山吹(やまぶき)、貧血だってな。おまえ夜更かしばっかしてるんじゃないか」
「はあ、すみません」
「どうする?もう今日は早退するか?」



