「日向ちゃぁん!」
「ん?何?」
「何?じゃないよ!!塩対応すぎっ!」
「・・・?」
「えっ、それガチの対応?」
私は全くなんのことが分からない、
「なんかあったっけ?」
「あったあった!!
まじで分かんないの・・・・・・・・・?」
なんてことあるわけないじゃん!
「分かってるよ!おめでとう!仲直りしたんだよね」
「・・・っ、、、ありがとう!日向ちゃん!」
「ちょっと驚いちゃったよ。」
「ごめんごめん!忘れるわけないよ!」
「もー、日向ちゃん好きっ!」
いつもいつも 好き と言って私に飛びついてくる、つばさちゃんは小動物みたいに可愛い。
「ねぇ、つばさちゃん」
「ん?」
「男の子とお泊まりってしたことある?」
「・・・たけちゃんとならあるけど、
急にどうしたの??
・・・もしかしたけど、してみたいの?」
「全然そんなんじゃないんだけどね、普通なのかなって・・・」
「ごくごく普通のことなんじゃないかな?
・・・そこで二人の秘密とか作っちゃって、いい感じになるんだよ!!」
「秘密?」
「うん」
小動物みたいな可愛い顔から小悪魔な顔になった、つばさちゃん。
「どんな秘密?つばさちゃんはなんかあるの?」
「あるよ〜っ!」
「内容は??」
「二人だけの秘密なんだから言えないよ〜!」
「あーっ、そっか!」
つばさちゃんとたけちゃんの秘密ってどんな内容なんだろう。
気になるなぁ・・・・・・
「日向ちゃんもお泊まりするならその時は私に言ってよね!!アドバイスとかじゃんじゃんするから〜!(笑)」
「・・・あーっ、えっと・・・・・・
今日私の家に男の子来るんだよねぇ・・・・・・」
「・・・えっ?!」
「お、お母さんが友達と一週間グアムに行くみたいで、私一人を家に残すのは心配だから、その友達の子供と一緒にいなさい!って・・・」
