昼食をすまして10分後、歌の収録が始まった。


「よろしくお願いします」


そういえば、まだ作曲家の人来てないのかな?

あ、あそこに山田さんがいる。

そうだ、山田さんに聞いてみよう!


「あの、山田さん」


「うん?なんだい、城月さん」

「作曲家さんってまだいらっしゃらないんですか?」


「あー黒崎くんか・・・もう来るはずなんだが・・・」



ガチャッ



うん?


「遅れました・・・」

中に入ってきたのは青年だった。

その青年はマスクとメガネをつけて現れた。

だ、誰??