チラリと視線を男子バド部の方へ移すと丁度、佑京がコートに入るところだった。



「噂をすれば、少し見学しよう」



佑京のいるコートの傍に行って友達と腰を下ろした
相手はバド部の部長さんみたい。



『佑京!頑張れ!!』



「おう、見てろよ!」



私を見て悪戯な笑みを見せる佑京にドキりと胸が高鳴った。