私は高校3年生の本条彩心(ほんじょう あみ)
みんなに秘密にしてることがある。
「いってきまーす」
家を出て車で学校に向かう
運転はママ。無理に運転をお願いしている。
「私が運転して通うのもあと3ヶ月ね」
ママは少し寂しそうに言う
「ママ家でゆっくりできるね」
私は来年から家を離れて大学に進学する
そこまで頭の良くない職業高校に通う私は勉強が大の苦手だ
でも私のパパは有名な『宝王病院』という総合病院を経営してる院長
跡継ぎはお兄ちゃんで、私は勉強をせずにここまで来た
弟もオマケに私より頭が悪い
それでも兄弟間の差別は何も無く育てられてきた
私は総合病院のお嬢様なんてことは周りに知られたくない
学校までの運転も本当は運転手の佐伯さんがいるのにバレると嫌だからママにお願いして、リムジンではなく、普通の車で送ってもらってる
ママが体調悪い時はパパが送ってってくれてた
_学校_
「彩心おはよー!」
親友の由貴だ
「由貴おはよう」
席が遠いけど毎朝大きな声で挨拶してくれる
大好きな親友
「彩心、おはよ」
彼氏の優介だ
優介はとても嫉妬深く、何度も別れてはいるが結局元に戻ってしまう。
そんな優介のことはもうとっくの前に好きじゃなくなってた。
最近また優介と別れた。
そんな時に話すようになったのは優介と同じ部活仲間の廉
学園一のプレイボーイだ
かっこよくて面白い
それなりに背も高くて少し口が悪いけど
周りからすれば王子差みたいな存在
廉の女遊びの噂は山ほど聞いた
それでもちょっと気になってた。
ある日傘を廉に借りた
「お前、お礼に焼肉でも奢れよ」
「いつでもいいよ」
社交辞令のつもりだった
廉は本当に焼肉行くために私の予定を聞いてきた
「よし、じゃあ次の土曜な!」
廉に勝手に決められたけど用事もないしいいか
密かに楽しみだった
優介以外の人と二人っきりでご飯なんて
みんなに秘密にしてることがある。
「いってきまーす」
家を出て車で学校に向かう
運転はママ。無理に運転をお願いしている。
「私が運転して通うのもあと3ヶ月ね」
ママは少し寂しそうに言う
「ママ家でゆっくりできるね」
私は来年から家を離れて大学に進学する
そこまで頭の良くない職業高校に通う私は勉強が大の苦手だ
でも私のパパは有名な『宝王病院』という総合病院を経営してる院長
跡継ぎはお兄ちゃんで、私は勉強をせずにここまで来た
弟もオマケに私より頭が悪い
それでも兄弟間の差別は何も無く育てられてきた
私は総合病院のお嬢様なんてことは周りに知られたくない
学校までの運転も本当は運転手の佐伯さんがいるのにバレると嫌だからママにお願いして、リムジンではなく、普通の車で送ってもらってる
ママが体調悪い時はパパが送ってってくれてた
_学校_
「彩心おはよー!」
親友の由貴だ
「由貴おはよう」
席が遠いけど毎朝大きな声で挨拶してくれる
大好きな親友
「彩心、おはよ」
彼氏の優介だ
優介はとても嫉妬深く、何度も別れてはいるが結局元に戻ってしまう。
そんな優介のことはもうとっくの前に好きじゃなくなってた。
最近また優介と別れた。
そんな時に話すようになったのは優介と同じ部活仲間の廉
学園一のプレイボーイだ
かっこよくて面白い
それなりに背も高くて少し口が悪いけど
周りからすれば王子差みたいな存在
廉の女遊びの噂は山ほど聞いた
それでもちょっと気になってた。
ある日傘を廉に借りた
「お前、お礼に焼肉でも奢れよ」
「いつでもいいよ」
社交辞令のつもりだった
廉は本当に焼肉行くために私の予定を聞いてきた
「よし、じゃあ次の土曜な!」
廉に勝手に決められたけど用事もないしいいか
密かに楽しみだった
優介以外の人と二人っきりでご飯なんて