一期一会

文化祭当日。

グラウンドで始まりの開会式。
ステージでは各クラスの出し物の紹介から始まった。


まずは一組。

亜由と勇馬とあと二人の生徒が出てきた。

あの二人、こうゆうの好きだもんね。
私は人前は苦手だから凄いな~。と感心しながら眺めていた。


十一組。

出てきた彼女に私は固まる。

久々に潮田さんを見た。
相変わらず美人でスタイルも良い。

彼女に勝っているなんて、凄い恐れ多いことを考えていたなと再確認させられた。


そして十三組。

おちゃらけたアツヒロ君が盛り上げていた。

アンタ、絶対ホストに向いてるよ。




自由時間。
私は成実と紘子と回った。

回っていると四階で美術部の張り紙を見つけて立ち止まる。

「え?ウチに美術部なんてあったの?」

「え!?瑞季知らなかったの!?」

成実はあり得ないものを見たかのように驚いている。


「うん」

私の学校には美術の授業がない。
だから美術部があると思っていなかった。