「イェーイ!」
「あははははっ!」
トイレから戻ったアツヒロ君は日頃のストレスを発散するかの如く、ハチャけて歌い出した。
それに皆も盛り上がる。
女子の中に男子一人なのに何故か違和感を感じなくなってきた。
「アツヒロ君ってホストっぽい」
その様子を見て呟くと、
「わかる!」
成実が大きく頷いた。
「文化祭のクラス紹介やれば?向いてそう」
紘子の提案に、
「俺、やってみようかな~!」
アツヒロ君も満更ではない様子。
文化祭でクラスの出し物を発表するコーナーがある。
ステージに上がって一クラスの持ち時間は三分位。
目立つこと好きそうだし、度胸据わってそうだからアツヒロ君は適任かも。
次のホームルームでアツヒロ君はステージでのクラス紹介の発表者に立候補した。



