「ホント、ソックリ!」
成実が叫ぶように言うと回りに居た人達が「なんだなんだ?」と私達に視線を送り始めた。
「上手だね~、画家になったら?」
紘子ちゃん、職業シリーズありがとうございます……。
「クリソツ!西野にそんな才能があったとは」
一番後ろの席のアツヒロ君ですら寄ってきた。
「今度俺描いてよ?イケメン度アップで」
「……嫌です」
「えー!ケチー!」
「じゃあマツジュン描いて?私ファンなんだ」
今度は香織が言った。
皆で賑やかに私の絵で盛り上がってくれていることに照れと嬉しさを感じていると、ふと中原君が視界に入った。
彼は一つ斜め前の席で私に背中を向けたままこちらを見る気配もなく、スマホを弄って座っている。
『絵見せてよ?』
その時、前に聞いた言葉が頭の中に過った。
この輪に入る様子も無いその姿に胸が苦しくなる。
そういえばもうすぐテスト週間が始まる。
前回の勉強会を思い出すな……。
アツヒロ君のせいで巻き込まれたけれどアレはアレで楽しかった。
今回も勉強会があったら中原君は参加するのかな……。
また一緒にやりたいな……。
成実が叫ぶように言うと回りに居た人達が「なんだなんだ?」と私達に視線を送り始めた。
「上手だね~、画家になったら?」
紘子ちゃん、職業シリーズありがとうございます……。
「クリソツ!西野にそんな才能があったとは」
一番後ろの席のアツヒロ君ですら寄ってきた。
「今度俺描いてよ?イケメン度アップで」
「……嫌です」
「えー!ケチー!」
「じゃあマツジュン描いて?私ファンなんだ」
今度は香織が言った。
皆で賑やかに私の絵で盛り上がってくれていることに照れと嬉しさを感じていると、ふと中原君が視界に入った。
彼は一つ斜め前の席で私に背中を向けたままこちらを見る気配もなく、スマホを弄って座っている。
『絵見せてよ?』
その時、前に聞いた言葉が頭の中に過った。
この輪に入る様子も無いその姿に胸が苦しくなる。
そういえばもうすぐテスト週間が始まる。
前回の勉強会を思い出すな……。
アツヒロ君のせいで巻き込まれたけれどアレはアレで楽しかった。
今回も勉強会があったら中原君は参加するのかな……。
また一緒にやりたいな……。



