中原君は今、この花火を誰かと観ているのだろうか。
それともベランダから家族と観てる?
やっぱり花火を見ると思い出すのは、彼。
彼のことばかり考えていたらあっという間に花火はラストへ。
終わりの合図を告げる大きな花火が空に打ち上がると沢山の歓声が上がった。
終わりを告げるアナウンスが流れると、周りに居た人達はゾロゾロと駅の方へと流れ始める。
「帰り、どうする?」
アツヒロ君の友達が皆に訊いた。
「電車めっちゃ混んでそう……」
「嫌だー!」
成実ちゃんと行きに一緒に電車に乗ってきたが、本当にヤバかった。
近くに居た小さい男の子が服を電車の扉に挟まれちゃったり、とにかく大変だった。
「じゃ落ち着くまで待つか」
アツヒロ君の提案に皆が頷いたのでそのまま暫く待つことになった。
「待ってたら遅くなっちゃうよね。お母さんに電話しなきゃ」
成実ちゃんが家に電話を掛け出した。
「お前はしなくて良いのか?」
アツヒロ君が動かない私を見て訊ねた。
それともベランダから家族と観てる?
やっぱり花火を見ると思い出すのは、彼。
彼のことばかり考えていたらあっという間に花火はラストへ。
終わりの合図を告げる大きな花火が空に打ち上がると沢山の歓声が上がった。
終わりを告げるアナウンスが流れると、周りに居た人達はゾロゾロと駅の方へと流れ始める。
「帰り、どうする?」
アツヒロ君の友達が皆に訊いた。
「電車めっちゃ混んでそう……」
「嫌だー!」
成実ちゃんと行きに一緒に電車に乗ってきたが、本当にヤバかった。
近くに居た小さい男の子が服を電車の扉に挟まれちゃったり、とにかく大変だった。
「じゃ落ち着くまで待つか」
アツヒロ君の提案に皆が頷いたのでそのまま暫く待つことになった。
「待ってたら遅くなっちゃうよね。お母さんに電話しなきゃ」
成実ちゃんが家に電話を掛け出した。
「お前はしなくて良いのか?」
アツヒロ君が動かない私を見て訊ねた。



