中原君のことを好きな人がすぐ傍に居るのは気まずいな……。
「溜め息ついてどうした?もしかしてアツヒロに教えてて自分のが進んでない?」
いつの間にか中原君が心配そうに私を覗き込んでいた。
どうやら気付かないうちに溜め息が出ていたらしい。
「大丈夫だよ。気にさせちゃってごめんね」
私は中原君に心配を掛けないように笑って返す。
「一時間経ったし、ちょっと休憩するか?」
「賛成!」
中原君の提案に、潮田さんの前の席の佳苗ちゃんが聞いていたようですぐさま反応した。
「俺は続ける!時間が勿体無い!これで何か買ってきて!」
だがアツヒロ君は財布から千円札を出して私に渡した。
真面目になったのは良いが、そんなに根詰めることになるなら日頃からやっときなさいよ。
アツヒロ君以外のメンバーで気分転換も兼ねて、学校から五十メートル程のところにあるコンビニに向かった。
「アツヒロ、本当に西野の邪魔になってない?」
そう訊いた中原君は心配そうに私を見ている。
本当に中原君は優しいよね……。
でも実際に心配させるくらいアツヒロ君に呼ばれているからね。
「大丈夫だよ。私も復習になるし。それに珍しく頑張ってるから邪険に出来ないんだよね」
これは本音。
ヤル気になっているから悪態もつけない。
「そうだな。でも俺は前回みたいに二人で勉強会したかったけど」
中原君はこちらを見て優しく微笑んだ。
「うん…私も同じ……」
中原君も私と同じ事を考えていたことに嬉しくなった。
「じゃあ初めに一緒に帰れば良かったな」
中原君は笑って言った。
「そうだね」
中原君の言葉に潮田さんへの不安が一瞬で吹っ飛んだ。
「溜め息ついてどうした?もしかしてアツヒロに教えてて自分のが進んでない?」
いつの間にか中原君が心配そうに私を覗き込んでいた。
どうやら気付かないうちに溜め息が出ていたらしい。
「大丈夫だよ。気にさせちゃってごめんね」
私は中原君に心配を掛けないように笑って返す。
「一時間経ったし、ちょっと休憩するか?」
「賛成!」
中原君の提案に、潮田さんの前の席の佳苗ちゃんが聞いていたようですぐさま反応した。
「俺は続ける!時間が勿体無い!これで何か買ってきて!」
だがアツヒロ君は財布から千円札を出して私に渡した。
真面目になったのは良いが、そんなに根詰めることになるなら日頃からやっときなさいよ。
アツヒロ君以外のメンバーで気分転換も兼ねて、学校から五十メートル程のところにあるコンビニに向かった。
「アツヒロ、本当に西野の邪魔になってない?」
そう訊いた中原君は心配そうに私を見ている。
本当に中原君は優しいよね……。
でも実際に心配させるくらいアツヒロ君に呼ばれているからね。
「大丈夫だよ。私も復習になるし。それに珍しく頑張ってるから邪険に出来ないんだよね」
これは本音。
ヤル気になっているから悪態もつけない。
「そうだな。でも俺は前回みたいに二人で勉強会したかったけど」
中原君はこちらを見て優しく微笑んだ。
「うん…私も同じ……」
中原君も私と同じ事を考えていたことに嬉しくなった。
「じゃあ初めに一緒に帰れば良かったな」
中原君は笑って言った。
「そうだね」
中原君の言葉に潮田さんへの不安が一瞬で吹っ飛んだ。



