あんの、クソ男!
もう一発、殴ってやろうか!?
「沼尾は別れて正解」
「……失礼だけど、中原君はよくアツヒロ君の友達やっていけるね」
本当に失礼だけれど、これは心からの疑問。
中原君はアツヒロ君にあの時も呆れていたから、もう見捨てるかもなんて思っていたんだけど……。
「情けないくらいだらしないんだけど、なんかアイツって放っとけないんだよね。バカすぎるからかな。そういうヤツっているじゃん?」
「少なくとも私は知りません」
そんなヤツ、居ないよ。
あー、アツヒロ君の話をしたらまた腹が立ってきたぁ……
「西野が不機嫌な顔になった」
本を見ていた中原君はいつの間にか私を見上げてクスッと笑っていた。
どうやら苛立ちの感情が全面的に顔に出ていたらしい。
「……そりゃなるよ。アイツ、女の子の敵だもん」
「ハハッ。違いない」
そう言って彼はまた笑った。
同じ男の子なのに、全然違う。
彼は私の心をコロコロ転がす。
だってもう不機嫌から変わっている、私の顔。
もう一発、殴ってやろうか!?
「沼尾は別れて正解」
「……失礼だけど、中原君はよくアツヒロ君の友達やっていけるね」
本当に失礼だけれど、これは心からの疑問。
中原君はアツヒロ君にあの時も呆れていたから、もう見捨てるかもなんて思っていたんだけど……。
「情けないくらいだらしないんだけど、なんかアイツって放っとけないんだよね。バカすぎるからかな。そういうヤツっているじゃん?」
「少なくとも私は知りません」
そんなヤツ、居ないよ。
あー、アツヒロ君の話をしたらまた腹が立ってきたぁ……
「西野が不機嫌な顔になった」
本を見ていた中原君はいつの間にか私を見上げてクスッと笑っていた。
どうやら苛立ちの感情が全面的に顔に出ていたらしい。
「……そりゃなるよ。アイツ、女の子の敵だもん」
「ハハッ。違いない」
そう言って彼はまた笑った。
同じ男の子なのに、全然違う。
彼は私の心をコロコロ転がす。
だってもう不機嫌から変わっている、私の顔。



