彼の突然の行動に頭が真っ白になる。
「だって楠木に見られない方が良いかなって」
「た、確かにそうだけど……!」
楠木さんとは中原君と登校した日以来、目すら合わない。
そして私はというと成実ちゃんと紘子ちゃんが近くに居てくれるお陰か、周りの女子達も黒い噂を信じなくなったのか、少しずつクラスに溶け込めるようになってきた。
そんな平和な日々に私は、もう彼女は接触してくることは無いだろうと思い始めているくらい。
あれから何もしてこないけれど、だからといって楠木さんには見られたいわけは無い。
というか見られたくない。
だから今もわざと楠木さんから遠いこの場所に座った。
確かに下に座れば見えない。
でもだからって、私の足元に座る!?
「ふ、服、汚れちゃうよ?」
「絨毯敷いてあるし、そんな汚くないよ」
この図書室は一面フカフカの絨毯が敷き詰められている。
「た、確かにそうだけど……」
彼の座った側の左足が緊張でツリそうだ。
変な汗も身体中から出てきたし。
「そういえばバイトどう?」
彼は何事も無かったように話し掛けてきた。
「だって楠木に見られない方が良いかなって」
「た、確かにそうだけど……!」
楠木さんとは中原君と登校した日以来、目すら合わない。
そして私はというと成実ちゃんと紘子ちゃんが近くに居てくれるお陰か、周りの女子達も黒い噂を信じなくなったのか、少しずつクラスに溶け込めるようになってきた。
そんな平和な日々に私は、もう彼女は接触してくることは無いだろうと思い始めているくらい。
あれから何もしてこないけれど、だからといって楠木さんには見られたいわけは無い。
というか見られたくない。
だから今もわざと楠木さんから遠いこの場所に座った。
確かに下に座れば見えない。
でもだからって、私の足元に座る!?
「ふ、服、汚れちゃうよ?」
「絨毯敷いてあるし、そんな汚くないよ」
この図書室は一面フカフカの絨毯が敷き詰められている。
「た、確かにそうだけど……」
彼の座った側の左足が緊張でツリそうだ。
変な汗も身体中から出てきたし。
「そういえばバイトどう?」
彼は何事も無かったように話し掛けてきた。



