今日も先輩にゾッコンです。

恋愛(ピュア)

えむ子/著
今日も先輩にゾッコンです。
作品番号
1527517
最終更新
2018/10/08
総文字数
0
ページ数
0ページ
ステータス
未完結
PV数
0
いいね数
0
「言っちゃった…言っちゃったよ……
どうしよう莉子ーーー!」





「ほんとにあんたは
後先考えず行動するんだから。」



教室に着くなり、あたしを見て
『まったく…』と呆れた表情を見せるのは莉子。


田中 莉子(Tanaka Riko)

中学からの友達。

サラサラ黒髪ロングで
スラッと伸びた長い脚。

168センチくらいかな、スタイル抜群。


おまけに顔も完璧で
唇の横にあるホクロが絶妙に色っぽい。


サバサバとした落ち着いた性格の莉子の時々見せる
笑顔は女のあたしでもドキドキする。



高校入学して一ヶ月、莉子が何度も告白
されてきてるのを見てきた。

そんな完璧な莉子は本当に自慢の友達。






「だって、目の前に楠木先輩がいたんだもん!」





「お前、公開告白したんだって?」


机に伏せるあたしの顔を覗き込む様に
言ってきたのは幼馴染の安藤 仁(Andou Jin )



「告白じゃない!
友達になってくださいって言ったの!」


「どっちでもいいけど、お前すげーな。」


「てか、何で知ってるの?!」


「あんな人前で言ってたら噂になるじゃん。」



『まあ頑張れ』と付け足して
ふらふら〜っと自分の席に帰っていった。





幼稚園から一緒の仁。

親同士が仲良くて家も近所。


小学生の頃からテストは学年一位で
スポーツテストも学年一位。


キリッとした切れ長の二重の目に
小さすぎる顔、178センチという高身長。



そんな彼を女の子は放っておくはずはなく、
彼の周りはいつも黄色い声が飛び交っている。


小学生の頃からバスケをしていた仁は
高校でもバスケ部に入部し、毎日部活動に
明け暮れている。



意地悪なとこもあるけど、勉強と部活を両立して
頑張っている仁を尊敬している。





莉子と仁が付き合ったら
美男美女でお似合いなのになあ〜〜〜。


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