そんな〜仔犬がおねだりする様な目で見んな俺その目に弱いんだよ。
「梨沙子ちゃんそんなキャラだっけ?初めて会った頃はクールビューティな感じだったのに。こんなに可愛くなってこの姿を知ってるのは彼氏の俺だけの特権他のやつには絶対見せない。」とギュッとする
「けどそれはそれで、待ち受け画面を消さない代わりにこれ着てください。」と壁ぎわに置いてあった紙袋を渡す。

「これ?」と紙袋の中をのぞく。
「エーこれ私着るの?」とビックリした顔で誠司を見る。

「そうです、写真消されたくないでしょう?」と勝ち誇った顔で梨沙子を見つめる。(どうやって着せようかと思ったけどいい口実ができてラッキー。)

「うっ……わかったわ。」と紙袋から服を出し着始めた。



「これでどう?」と顔を真っ赤にしている。