彼女と彼の隠し事、予想通りの展開(似た者同士?の恋の行方のその後の日常)

「セイコちゃんきてくれるかしら。」
とママは右手を顔にあてて左手を右肘にそえる。

「彼女しだいね。」とスズナミが答える。

「あなたの勘はなんて言っているのよ。」

「わからないわ〜」

「それが一番大事なのに〜」

「私だけじゃあ〜不満なのかしら?」

「そんなことはないけど稼げる時に稼がないと老後が〜」

「そんな歳じゃないでしょう。」

「そうだけど〜」

「わかったわセイコが戻ってこなかったらその分私が稼ぐわ。」

「マァ〜頼もしいこと。」

「ママ。」

「何?」

「今日部屋に行ってもいいか?」

「あー」

「よっしゃ〜やる気出た〜」

「スズナミちゃん言葉、言葉。」

「あらやだ、頑張らなくっちゃ。」