「ねえタツミ」

「ん?」

「私進路決めたの」

「えっ、どこ?」

「県内の、看護学校」

「モモ、看護士になるのかぁ…」

「なにニヤけてんの?」

「えっ?モモに看護されたいなぁと思って」

「なんかその発想やらしい!」

「やらしい人には、いっぱい注射します」

「ぶはは!いいよ。俺慣れてっから」

「ねえタツミ」

「ん?」

「もし離ればなれになっても、私を好きでいてくれる?」

「ずっと、好きでいるよ。どこ行っても」

「ほら、学校着くよ」

「また放課後来る」

「ん」

「ちゅ」













「おーいお二人ー!あははー!長すぎー!早くー」

「愛子ー!今行く!」