「こんな所に呼び出して、どうしたの?」


「ずっと、言いたいことがあって…会った時から、思っていたんだけど、」


「…俺、君が好きだ!…一目惚れ、だったんだ。」


君は、頬を薄紅色に染めた。

「えっ…と、ずっと、好きだった…の?私の事…」


「そうなんだ…君は、俺のことを友達としてしか
見ていないことは知ってるけど…えっと、
伝えたかっただけだから!返事は、ゆっくりで
いいから…考えといて。」

そう言って、俺はその場を離れようと踵を返す。
が、