きっとこの恋は大切だった

「この持ち主さん、恋してたんだ

いいなー恋とかしてみたい 私には縁のない話だけど」

私は、そんなことを思いながら日記を読み進めて行った

時間を忘れるくらい夢中になって…

気づいた時には夕方になっていた

「さすがに疲れたし少し歩くか」

私は、部屋にずっと居るのもなんだと思って

病室を出た