恋しちゃいけないのに…

「終わった~!」
疲れちゃったよ。よし。雨に濡れながら帰ろ!

えっ!大貴、もう帰ってるし。あいつ、カバンにいつもレインコート持ってるから貸してもらおうと思ってたのに。


うわー、びしょびしょ。
濡れながら、帰って今制服脱いだところです。

バタン

「ただいま~」
あっ、お兄ちゃんが帰って来た!
「お帰り~」
お兄ちゃんもびしょびしょ、でも、あんまり見れない。
だって、雨で濡れてシャツが透けてて色っぽいんだけど…
「日葉!傘、持ってってなかったの?」
「うん、忘れてた。」
そう言って、お兄ちゃんはそばにあったバスタオルで私の頭を拭いた。風邪引いちゃうよーとかなんとかいいながら。
お兄ちゃんも一緒だよ。髪の毛から、水滴り落ちてるよ。