恋しちゃいけないのに…

「ちょっと、何?家、通りすぎたんだけど…」
「浮かない顔してたから、連れてきてやったんだよ。
お前はいつも、一人で溜め込むから…」
「サンキュ」
大貴の家に少しの間、いさせてもらうことにした。
ちょっとは、かっこいいとこあんじゃん。
家に入っても、特にすることなく勉強した。
大貴が眼鏡かけてるの!?
びっくり!
「ここは?どうするの?」
「公式に当てはめて、ゆっくり計算してみて?」
「うん!」


ん?ここどこ?
あっ!!勉強してたら眠ってた。
「ん?起きた?大丈夫?」
「うん。今、何時?」
「今、6時だけど?」
「ヤバイ!帰らないと、いけない。大貴?ありが…」
「このまま、少しだけ」
大貴が後ろから抱きしめてきた。
私の向いてるむきを大貴のむきにかえて、
私の頭をなでる。
何?
「がんばれ、日葉。」
「う、うん。」