「とてもすごい。 私には未知なお話すぎて正直なんて言っていいか分からない」 「ごめんね?なんで? これは僕の夢の話だから三咲が気を病むことないよ? それにさ、僕は動くきっかけをくれた三咲にはとても感謝してるんだ。 だから正しい答えは『ごめんね』なんかじゃないんだよ?」 「でも、あんなに毎日一緒にいたのに……。 私は新田くんの悩みに気づけなかった」 そう。 それは会えなかった間に一番後悔したことだ。