あなたが居なくなった日。


人間と同じで、無機物である木や雪や垣根も、他の何かと一緒の方が楽しいのかなとか思ってしまった。

それは何ともヘンテコな考えで、何だか異様に面白かった。

のはまだ本格的に外へ出る前までの話。

実際に雪道を歩くとなると話は別。

綺麗とか楽しいとか、そういった一切のプラスは身を隠す。

そして、代わりに現れるは止めどないマイナス。

寒い!

とにかく寒い!

そして痛い!

その冷たさたるや最早凶器だ。