「ごめんごめん。なんか言いたくなっただけ。で?何か困ってるの?
夏休みの時はあんなにテンション上げて休みを楽しみにしてたのに冬だと落差ありすぎじゃない?
あれ?明日のクリスマスがぼっちマスだから?
あ、でも新田くんがいるか。良いなぁ。
ねえ、明日だけで良いからちょっと変わってくんない?」
「はぁ……」
新田くんという単語を聞いて無意識にため息が出てしまった。
「なになに?本当、何があったの?」
「冬休みの間はさ、新田くんに会えないんだ」
口にしてから思う。
これではなんだか恋する乙女みたいだ。
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