あなたが居なくなった日。


ただ聴いているだけ。

特に気の利いた言葉を言えるでもない。

なにかアドバイスをだなんてもっての他だ。

ああ。

私も何かを返していきたいな。

再び音を紡ぎだした新田くんを見つめながら、私はそんな風に思った。