あなたが居なくなった日。


「平穏っていいなって改めて感じたの」

「は?」

友の口は大きく開けられたまま固まる。

うん。

でもまあ。

その気持ちは分かる。

「昨日の放送を聞いてからの私ってばなかなかに酷かったじゃん?」

「うん。酷かった。で?」