あなたが居なくなった日。


「うーん。これはあれ。

今日これからしなきゃいけないことについて刻まれてるやつ。

はぁー」

ああ、気が重い。

なんだって私が……。

「三咲!」

とか一人落ちていると楓が忙しなく私の名前を呼ぶ。

「はいはい、三咲ちゃんですよー」

が、どうしてもテンションの上がらない私は適当に流す。

「あー、私はトイレにでも行ってくるねー」

「え?一緒に行くよ?」