「私はそんなことないかな? 食後すぐに甘いものを食べるならちゃんとその分を開けとかないと入らないかも」 「そんなもんかぁ」 なんだか変な感じ。 っていうか今朝までの私には想像もつかなかったことだ。 こうやって楓以外の子とお喋りをしながら道を歩くなんてまさに快挙。 「三咲ちゃんちかぁ。緊張してきたなぁ」 「あはははは」 思わず吹き出してしまう。