「結局あの声は誰のものだったんだろう」 ぽちゃん。 なんとなく潜ったお湯の中でブクブクと泡を吐き出しながら再生したあの声はやっぱりとても美しくて。 そのせいか新田くんの音色まで再生されてしまって。 そしてまた明日のことを思い出されて。 小さくゆっくり吐き出していたブクブクが大きな泡になって。 息苦しくなった私はお湯の外へと抜けだした。