いつの間にか悠斗の手が服の裾から入ってきていた。

気づくと、自分も知らぬ間に悠斗の服の下に手を這わせている。

────……ああ、さっきシャワーを浴びたばかりなのに。

一瞬だけそんなことを思って、すぐに忘れた。

悠斗が忘れさせた。