「それは……わたしの持ってきたドレスでは王宮に相応しくないと……?」
「まさか王太子妃になろうという方が首都の流行りをご存じないとは思いませんでしたので、こちらで数着見繕わせていただきました。あの部屋にあるドレスやアクセサリーは全てアデライード様のものです。どうぞご自由にお使いください」
馬鹿にしたような視線を受けて、アディの目の前が怒りで真っ赤になった。
だが、アディは、ふるえるほど扇を握りしめても、その怒りを口に出すことはしなかった。
「まさか王太子妃になろうという方が首都の流行りをご存じないとは思いませんでしたので、こちらで数着見繕わせていただきました。あの部屋にあるドレスやアクセサリーは全てアデライード様のものです。どうぞご自由にお使いください」
馬鹿にしたような視線を受けて、アディの目の前が怒りで真っ赤になった。
だが、アディは、ふるえるほど扇を握りしめても、その怒りを口に出すことはしなかった。



