「二人だけの時は、ちゃんと俺を呼べ。殿下、ではなく」
「テオ……」
「それでいい」
テオは、アディの細い体をとさりとベッドへ倒して、頼りなく投げ出されたアディの指に自分のそれを絡める。つないだ指が微かに震えていることに、テオは気づいた。
「怖いか?」
「……いえ」
「素直じゃないな」
「怖くなど……!」
反論が思いがけず上ずった声になってしまって、アディは口を閉ざす。それを上から見おろして、テオは笑んだ。
「テオ……」
「それでいい」
テオは、アディの細い体をとさりとベッドへ倒して、頼りなく投げ出されたアディの指に自分のそれを絡める。つないだ指が微かに震えていることに、テオは気づいた。
「怖いか?」
「……いえ」
「素直じゃないな」
「怖くなど……!」
反論が思いがけず上ずった声になってしまって、アディは口を閉ざす。それを上から見おろして、テオは笑んだ。



