「ああ。王宮の衛兵とネイラー男爵には、俺のベッドに彼女が裸で忍び込んできたので、王太子妃になるには慎みが足りないとして放り出した、と言っておいた」
アディは、含むように笑うテオをまじまじと見つめる。
「では、ポーレットは?」
「王家から令嬢失格の烙印がついたんだ。もうどこを探したって、彼女を娶る家など見つからないだろうな。あとは、ウィンがうまくやるだろう。せめてそれくらいの男気は見せてくれないと」
絶句したままの妻に、テオは笑った。
「俺に、何か言うことは?」
「……ありがとうございます、殿下」
絞り出すように礼を言うと、テオが満足したように口の端をあげる。
アディは、含むように笑うテオをまじまじと見つめる。
「では、ポーレットは?」
「王家から令嬢失格の烙印がついたんだ。もうどこを探したって、彼女を娶る家など見つからないだろうな。あとは、ウィンがうまくやるだろう。せめてそれくらいの男気は見せてくれないと」
絶句したままの妻に、テオは笑った。
「俺に、何か言うことは?」
「……ありがとうございます、殿下」
絞り出すように礼を言うと、テオが満足したように口の端をあげる。



