それはいつも必ず海の写真と共に送られてくる、一方的なメッセージ。
【久しぶり。元気か?】【変わりないか?】【仕事の方は順調?】
私を気遣うメッセージと、それぞれ違う顔を見せる海の写真。朝陽が昇るところからはじまり、太陽の日差しが降り注ぐ海、夕焼けに照らされる海、そして夜の海に月明かりが灯されている写真と様々。
だけどどれも写真から織田くんらしさが感じられて、見るたびに私は癒されていた。
現に今だって仕事中にもかかわらず、写真を見ると自然と口元が緩んでしまう。
慌ててキュッと結び、スマホをしまってパソコンでの作業を再開する。
あれから一度も会っていないし、連絡もたまに送られてくるだけだからこうして仕事をしているとあの日、織田くんと再会したのは夢だったような気がしてくる。
いや、でも連絡先交換したしメッセージに写真だってしっかりある! だから夢ではないんだと思うけど……。
やっぱりまだ信じられないのかもしれない。あの織田くんが、私と恋愛したいと思ってくれているなんて――。
【久しぶり。元気か?】【変わりないか?】【仕事の方は順調?】
私を気遣うメッセージと、それぞれ違う顔を見せる海の写真。朝陽が昇るところからはじまり、太陽の日差しが降り注ぐ海、夕焼けに照らされる海、そして夜の海に月明かりが灯されている写真と様々。
だけどどれも写真から織田くんらしさが感じられて、見るたびに私は癒されていた。
現に今だって仕事中にもかかわらず、写真を見ると自然と口元が緩んでしまう。
慌ててキュッと結び、スマホをしまってパソコンでの作業を再開する。
あれから一度も会っていないし、連絡もたまに送られてくるだけだからこうして仕事をしているとあの日、織田くんと再会したのは夢だったような気がしてくる。
いや、でも連絡先交換したしメッセージに写真だってしっかりある! だから夢ではないんだと思うけど……。
やっぱりまだ信じられないのかもしれない。あの織田くんが、私と恋愛したいと思ってくれているなんて――。



