この夫婦には子供がおりませんでした。


子を持つ事を諦めていた夫婦にとって、
桃から出てきた赤ちゃんを

“神様からの授かりもの”
としてすんなりと受け入れました。


「婆さんやい。桃から生まれたからこの子は“桃太郎”という名前でどうじゃろうか?」


「結構でございますよ。」



こうして、
運命の子“桃太郎”が誕生しました。