こじらせ女の大人の初恋




結局、昨日の親睦会にあの男性が戻ってくることはなかった。



人が多すぎて見つけられなかっただけかな…





ていうか、あんなにイケメンの人がいたら社内で話題になるはずなんだけど…



取引先の人だったのかな。










山田『佐倉〜!なにボーッとしてんだ』



私「すみませんっ!!」



山田『珍しいな、お前がボーッとするなんて』



私「いえ、、」







私としたことが仕事中に何考えてるんだ…




集中、集中、、








ーーーーーーーーーカタカタ、、








後輩『佐倉さーん、内線2番お願いしまーす』



私「はい。」






ーーーーープルル、







私「お電話かわりました、佐倉です。」





電話の内容は、人事の件だった。





この時期に人事って…





ついこの間人事異動あったばかりなのに




なんだろう…







私「山田さん、常務に人事の件で呼ばれたので、ちょっと行ってきます。」



山田『常務に!?てか人事って!?』



私「私もよくわからないんですけど…」



山田『おいおい、まさか異動か?』







よほどのことじゃないと、

常務には呼ばれない上に、

人事の件と言われると…






なんだろう…









ーーーーーーーコン、コン、、






常務『はい』


私「経理部の佐倉です。」


常務『どうぞ』


私「失礼します。」






なにこの面接みたいな緊張感は…!?






常務『悪いね、仕事中に。』


私「いえ。如何致しましたか?」


常務『あぁ、用があるのは私じゃないんだ』







ん?


どういうこと??









ーーーーーーーーーコン、コン、








常務『はい、どうぞ』



『失礼します』










部屋に入ってきたのは、、










『昨日はお疲れさま。』










見覚えのある端正な顔立ちの男性。








私「え?あ、、お疲れさまです…」






なぜこの人がここに…!?