今度はわたしが、幸田くんを励まそうと
よりメールするようになりクラスでも
毎日のように話すようになった。

顧問が厳しいことで有名だった女子バレー部の
私を心配していつも元気づけてくれていた幸田くん。
そして、何気ない優しさに毎日のように接してる
うちに好きが溢れることは自分でも実感した。

そんなある日幸田くんの方から
「好きなんだけど...」
と告白をしてくれた。
ぶっきらぼうな言い方だけど、それさえも愛おしく
感じるほど私は既に幸田くんを好きになっていた。