今日も勉強が捗らなかった。
私は自分が嫌いだ。
いつも思う通りに行動できないから。
理想や夢はあってもそれが実現したことは、今の今まで一度もない。やれば出来るはずなのに
そんな思いを抱えたまま、なんとなく勉強を続けていた。
アスファルトの上で昼寝をする野良猫のように
ガラスに囲まれ優雅に舞うクラゲのように
何も考えず生きていけたら
どれだけ幸せなのだろう。
どれだけ考えても現実は変わらないし、私が猫やクラゲになったところで、また退屈さに打ちのめされる中で、他の存在を羨むに違いない。
それならいっそのこと、今向き合うべき「学」に正面から向き合ってみてもいいのではないか?
そう思い、私はまたペンを握った