ねえ、きみがすき




「イケメンだといいな~」


「そうだね」



あ、でそれはそれで教室が常にうるさくなりそうだからちょっと嫌だな…



今度はちゃんと返事をしたからか、優花は大人しくなった。


やがてチャイムが鳴ると2人とも席についた。



ちなみにあたしと優花の席は斜め同士だ。



いつもは先生がやってくると静かになるのに今日はそうならない。



やっぱりみんな転入生が来るって知ってるんだ。



興味なさそうなのあたしくらいじゃない?変?



だって男子じゃ関わる機会少ないし…女の子ならともかく。



これ、普通だよね?



「あーはいはい。転入生楽しみにしてんのはもう分かったから、とりあえずちょっと落ち着けよー。向こうがびっくりしちゃうだろ」



みんなの反応は想定していたのか、先生は苦笑いしてる。



「ってことで、はい、入っておいで」



先生がドアを開けると、さっきよりは幾分かマシになってた教室に1人の男子が入ってきた。