翌日の学校には顔を出さなかったけれど。

代わりに薬だけは毎日飲んだ。

テレビ電話越しのママが、和佳菜が続くなんて珍しいと、失礼なことを言うほど。

日常の一部のように、朝昼晩の食事後の薬を欠かさなかった。

ピーンポーン…。


「今日も来るのね。絶対に三日坊主だと思ってたのに」

独り言を呟いて、玄関へと走る。