「和佳菜、ご飯にしましょう?」 翌日。 昼過ぎのこのタイミングで、ああもうかと思った。 昨日の夜、ママと2人で久しぶりにマンションに帰った。 2ヶ月と半月ほど居なかったあたしのマンションの部屋は薄っすら埃が被っていた。 そこを少し掃除して、今はママと2人暮らしだ。 「…うん」 そうなのだけれど、なんせお腹が空かない。 食欲も湧かなくて、何かをしたいとも思わなかった。 「…和佳菜、もうお昼よ?朝もベーコンしか食べてなかったじゃない」 「うん、そうなんだけど。…食欲ないから、やめておく」