[では、ワカナ様。何かあったらお申し付けくださいませ]

[ありがとう]

ドアを閉め、ベットに横たわると、まだ景色が明るいのが分かった。

いつもは暗くなるまで帰らないというのだけあって物寂しい。

ねえ、マーク早く会いたいわ。



私は今日も想い続ける。

どこにも行けない、行ってはいけない。

閉じ込めたのは、貴方。

だから、早くここまで帰ってきて。

セブの前では、寂しさなんて忘れていたのに。

セブが変なこと言うから意識してしまったじゃない。




私は、もう……貴方しか見えないのに……………______。