「よろしく。というか、ねえ、なんで止めるのよ。あたし、ここの方針にケチをつけているのよ?出て行かせてよ」
だけど負けるつもりはないの。
どんなに怖くてもあたしはあたしのペースで話をするし、貴方のペースに惑わされたりしない。
「それでもだめなんだよ。ここの人間に関わった以上、Breakが何をしてくるかわからない今は」
「ここの人間から外れたら、貴方達の守備範囲から外れるのよ?守る対象がいなくなるのよ?余計なことをしたいというなんて馬鹿げた話よ」
「馬鹿げた話だって?琢磨さん達は、現状を理解していないから君を自由にしているけど、君は今、族の中で一番危ないんだ」
「何故?」
「俺の女だって理解されてるからだよ」
仁がボソリと呟いた。



