蒼の花と荒れる野獣



「…なにこれ」


部屋から出て見えたのは、人、人、人。

人がぎっしりと敷き詰まっている。

ここの一階は割と広い倉庫だと思うけど、そこは地面が見えない。

それほど人しかいないのだ。

3階の廊下は一階の中央の広場が見渡せるようなギャラリーがついている。

そこに綾が立つと、自然と話し声は止んだ。


「急遽集めてすまない。今日はみんなに紹介したい人がいるんだ」