「どうした?」

「ぁ、ぃやー、その、、」

「あ、もしかして、怖いのか?」

「、、、え?」

「確かに、静かだし薄暗いもんなー武道館」

なんだ。。
ーホッ
、、そういう事にしとこう。

「そ、そうなんです。」

「そぅか、しばらく居るから大丈夫。」

「いいんですか?仕事」

「平気だよ。戻ってからやるから。」

「、、やっぱ、悪いんで戻って下さい。」

「気にしなくていいから、早く寝なさい」


そういって先生は私の体を横にして
ブラッケットをかけてくれた。

「、ほら、目瞑って」

「えっ、、。はぃ」

おとなしく目を瞑った。

ーーー、、

寝れる訳ない!!

ソーっと薄目で先生を見た

ーパチっ
黙ってわたしを見ている先生と
目があった

「こら。寝たふりしなーい」

「、だって!そんな、見られたらねれないですよ!」

「そうか?」

「そうですよぉ」

「じゃあ、俺も目瞑っとくから」

そう言うと先生は
横に座ったまま、目を閉じた。