1コインでサイダーを、




生きてきた中で一番長い沈黙だった気がする






















私は次にくる言葉を緊張の中待っていた






























「あ、え...え?































それ、言う相手



俺で合ってる?」

















返ってきたのは想定外の言葉だった



















そうに決まってる




西谷くんにしか、私言わない




















「そうだよ、私西谷くんのことがっ「待った!!」

















西谷くんが大声で私の声に覆い被さった






















すると


途端に頭を掻いて考え始めた






















「あー、俺かっこわりぃ」



出てきたのはそんな頼りなさげなセリフで






















私は






何だか西谷くんぽいと思ってしまった























「こういうのは、男が言うもんでしょ」



頭を掻くのをやめ

西谷くんが私の方をしっかり見つめ

























「窪川、


































































窪川のことが好きです」